すごいです!素晴らしい絵本だと思います!!一発でファンになってしまいました。
こんな素敵な絵本を描く方に巡りあえて、とてもうれしいです。
一言で言うと、探し物絵本なのです。1ページ1ページの芸が細かいです。フランスはパリ、それも20世紀はじめの街並みをイメージしているそうです。
シモンと姉のアデールは、学校から歩いて家に帰るまで、いろいろな所へ寄り道します。その度に、落し物上手なシモンは、自分の持ち物を1つづつどこかに置き忘れ、二人は周りの人を巻き込んでいちいち探す羽目になるのです。(しかも、その時すぐには見つからないのです)
二人の姉弟が歩いた道は、パリに実在する名所で、絵本の最後にどんな名所だか、解説が載っています。また、裏表紙には地図も出ているので、イメージを膨らませながら探偵気分で、この姉弟とパリの街を歩いてみるのも素敵ですよね?
私はたまたま若い頃、貧乏旅行で、ひたすらパリの街を歩いたことがあり、記憶にあるそこかしこが載っていて、懐かしい思い出に浸ることができました。
お勧めの絵本です!!