お盆はご先祖様の霊が帰る日です。お盆はどの村も漁をしない決まりなのに、元気な若者たちが海に出て行ってしまいます。
当然のことながら、若者たちは、海でうみぼうずに出会い怖い思いをします。このうみぼうずの絵がとてもユーモラスでした。ひしゃくに顔があるのがおかしいです。
村上豊の絵がほんわかしていますが、おもしろかったです。若者はいつの時代でも決まりを守らないものなのだなあと思いました。昔から言われている言い伝えをバカにしてはいけませんよね。そこには、何かしら意味があるもので、そんなことを教えてくれる話だと思いました。
昔話は、わかりやすく大切なことを教えてくれるので、子どもがこれから大きくなる上でも、たくさん読んでいきたいと思っています。