基本的に子どもって誰かの真似をして学んでいくのは当たり前で、それは、自分の子の成長の過程を見ていてもすごく思い当たります。
今我が家では、弟が何でも兄の真似をしています。真似をされた兄のほうはものすごく嫌がっていて、この本の中の真似するひよこのこともイヤだと言っています。そんな兄にだって、小さいときは、大好きなお友達の真似ばかりしていた時期もあったよ、と思い出話をしました。
今、小さいときから個性がどうとかってよくいうけれど、いろんな真似をして学んで、時には失敗したり挫折したりして、それからはじめて自分が何たるか知るものなんだろうと思います。
言葉や態度だって母親はじめ周りの人間から学んでいますもんね。それを考えると、私自身、この本を教訓にして、子どもに真似されても恥ずかしくないようにしなくちゃと思いました。