モチモチの木とは夜中に一人でオシッコも行けない、臆病な豆太がつけた、名前です
年に一度この木に光がともるのを見られるのは、勇気のある男だけ・・・
自分も臆病だと思っていいる豆太は、はなからあきらめていた
そんな豆太が勇気を奮い起こして、いくお話です
ストーリーもしっかりとしているので、少し長めのお話ですが、読み聞かせでは幅広い年齢層に向いています
優しさと勇気は表裏一体であると、この物語の中でじさまのことばの中で作者の思いが伝わってきました
また挿絵の滝平さんの版画絵も迫力があり、じさまが豆太を抱く姿やモチモチの木に光がともるシーンは見ている者の心を釘付けにします
長年根強い人気がある絵本の魅力を知った気がします