1年生頃は初めて乳歯が抜け始める時期です。
5年生頃は最後の乳歯である「奥歯」が抜け始める時期。
この辺の時期に、読んであげると「歯」への関心が高まるかな?と思って1年、5年を担任すると読む本です。
読んであげると必ずでてくる反応が、
「あ、やったことがある!!」
との声。子供視点のこの本は、子供達から大きな共感を得ます。
また、外国や日本での抜けた歯の扱い方の違いも母と子の会話を通してユーモラスに描いています。
「あ、ぼくの歯が抜けたときもこうだったよ!」
イギリス生まれの子供が声を上げました。他の子は「本当なんだね」としきりに頷いていました。
大人に読み聞かせても必ず笑い声があがる、この本。
読み手も、聞き手も楽しめること間違い無しです。