♪もりは〜いきている〜かぜだ〜ってくもだって♪
「森は生きている」という演劇の原作です。演劇部が上演したりしませんかね。
12の月それぞれに神様がいるという発想が面白く、3月は決して1〜2月の前に来ないということで、ちゃんと1〜2月の神様が季節のお祈りをして特別に3月に来てもらうというのも楽しいですね。
その祈り口上がまたいかにもそれっぽくて、じいさんになりきって読みました。
私も季節の神様に出会いたいです。
娘は『こよみともだち』(わたりむつこ)が大好き好きなので、きっと興味を持つだろうと思ったら大当たり。
日本では佐保姫・竜田姫がいるよなど話も盛り上がり、自分なりの月の神様を描くなど、読後もずいぶん引きずっていました。
継母とその娘の最期がぼやかしてあって、ちょっとわかりづらいようでもありました。