いわむらかずおさんの14ひきシリーズ1作目。
でも14ひきはどうして「ひっこし」しなくてはならなかったのでしょうか?
それは最初の絵に隠されています。
「森林伐採」
人間が切ったと思われる切り株の絵。
そんな場所から、森の奥深くへとひっこすわけですが、小さいねずみたちにとっては、小さな岩や川でも、大きな山や大きな川に感じ、とても大変です。
また1ページごとに「○○はだれ?」といったなげかけがあるので、それを探しながらページをめくるのも楽しいです。
それから、みんなでの「ゆうごはん」のページは
「平成18年度の児童福祉習慣」のポスターに採用された絵なんですよ。
こんな絵を小さいうちから子供に見させてあげるって、とても素敵なことですね。