おはなしは、
さかなクンが目にした中学時代の出来事がベースになっています。
「いじめ」をテーマにした作品でありながら、
重苦しさは感じられません。
さかなの世界にもいじめがある。
小さな学校のなかにも。
せまい社会のなかにも。
魚の世界と人間の世界は似ていると
さかなクンは言っています。
メジナを例に挙げて、
どうしていじめが起こるのか、
どうしたらいじめはなくなるのかを
私たちに教えてくれます。
小学校高学年から中学生の子どもたちを対象とした、
「人権」をテーマにした読み聞かせに、
おすすめの1冊です。