4〜5歳から楽しめて、小学生への読み聞かせにもよく、大人もへぇ〜!と発見のある絵本です。守備範囲(対象年齢)広し!
エベレストを100こ積み上げても、地球からみるとちょっとひげがはえたようなもの…というようにさらなる「大きいもの」が比較対象として登場し、どんどんスケールが大きくなっていきます。
この本は、でも至極真面目な科学絵本というわけではなくあちこちにユーモアがあって、そこがまた好き。子どもをぐいぐいひきつけていきます。
先にあげた“エベレスト山を100こ積み上げたもの vs 地球”の対比は、ヒゲ、というよりも、「サザエさんちの波平さんの髪の毛」に見えてしまって、読んでいた私も、ぷぷっと笑ってしまいました。
「大きいもの」のことを考えると、なんだかぐ〜んと背伸びをした時のように気持ちまでゆったり大きくなっていくようでした。