恐竜好きな息子が見つけたシリーズ絵本です。
これは「きょうりゅうぺぺのぼうけん」シリーズの5作目になります。
版画チックな絵がすごく独特で、お気に入りのシリーズです。
前回、新しい森をもとめて無事に川を渡ることが出来たペペたちでしたが、
今回は、親から自立した子供たちだけの生活ぶりが伺えます。
肉食恐竜というイグアノドンにとっては天敵がうようよしている中、
常に死を意識しながらの油断ならない生活ぶりが伝わってきます。
ペペたちを襲った肉食恐竜も、お腹が空いていたからこそペペたちを襲ったわけで、
自然界で生きていくことの大変さを物語を通しながらわかりやすく描かれています。
次回はシリーズ最終作のようです。第6作目も楽しみです。