日本の昔話にはよく雪深い冬の山小屋で炉端を囲むシーンがでてきますが、幼心に「寒そうだなぁ」「こんな小さな灯りだけじゃ心元ないなぁ」と思っていました。
でも、14ひきのおうちは違います。
ふぶきの寒さもなんのその、体を芯から温めてくれそうなストーブ。
上にはヤカンが乗せてあり、暖かな湯気が出ています。
テーブルの上のろうそくの炎はなんとも安らかなオレンジ色。
そのやわらかな灯りの元で子どもたちは思い思いに工作したり、おまんじゅうを作る手伝いをしたり、手作りのボードゲームに興じたり…
雪に降りこめられ仕方なく家にいるのではなく、寒さをも楽しんでいる感じなのです。
こんな楽しい冬ごもりだったらしてみたいなぁ!
雪がやんだ日中はそり遊びや雪だるま作り。
おじいさんおばあさんから小さな子どもたちまで、家族全員で冬を楽しむ姿は素晴らしいです。