モンスターとピートのやり取りが面白かったです。
「食べたい」という欲求にかられながら、友達と遊ぶ楽しさにだんだん魅了されていくモンスターの、心の動きもよく見えて分かりやすかったです。
絵ははっきりしていて、遠目がききますので、読み聞かせにもおすすめです。
子どもの「〇〇したい」という欲求を、とても素直にテンポよく描かれていて、読んでいて楽しかったです。
モンスター(怪物や主人公側から見て捕食者)が、成敗されたわけではないのに、「自分で獲物を吐き出す選択をする」というパターンは初めてで、胃液がついたピートに叱られてしょんぼりしているモンスターが笑えました。
4,5歳から小学校低学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか?