「する事がないから穴を掘る」と思いついた男の子が、ひたすらマイペースに穴を掘っていきます。
掘った穴を なにかに利用するとかそういう明確な目的を持たずに、ただただ穴を掘り続ける。
何のために?
きっと、その理由は彼にしかわからないんでしょうね。
彼にとっては 意味のある「穴掘り」なんでしょう。多分。
最後にその穴をどうしたか・・。これがまた何とも哲学的な感じのオチです。
自分で読んだだけで まだ子供たちには読み聞かせていないのですが、幼児はもちろん、小学校高学年・・いえ、中学生までもいけそうな気がします。
その子の年によって 感じ方も変わりそうですね。