ウチの娘に読んだとき(2歳半ぐらい)、
当時はピンとこなかったようです。
私はすごいノスタルジックな気分になりました。
少年が穴をほってまた埋めるというシンプルなお話。
私は自分の少年時代を重ね合わせてしまいました。
子供のころって
「何か目的があってそれをやるために」
というより、
「やること自体が目的」
みたいなところがありませんか。
とにかくまっすぐ自転車で走ってみて、
知らない街に行ってみたりしたことってないですか。
別に池を作るわけでもなく、
ごみを埋めるためでもなく、
ただ「穴がほりたかった」、
そんなひろしに親近感を感じてしまいました。
こういうのは男の子だけのものなんでしょうか。
あと、ひろしのお父さん、ナイス。