一つの水たまりの水がかれてまた水たまりができるまでを撮った写真絵本です。2004年9月の「かがくのとも」です。
子どもは水たまりが好きですよね。園バスを待つバス停でも子どもたちが、水たまりに足を入れてお母さんたちに叱られています。雨の日に歩いている子どもは、わざと水たまりの中を通って行きます。
同じ水たまりなのに、時間の経過を追って眺めると、犬がやってきたり、かえるがいたりと、見る視点によって表情が違います。1つの物をじっと見続けるのは観察の始まり。夏休みなど子どもと一緒に過ごす時間の長い時に、何か1つを時間の経過をたどって観察するのも楽しいだろうなと感じました。