ちょうど週末に学校の遠足が予定されていて、久しぶりにお弁当を作ることになったので、息子と一緒に読んでみました。
我が家は皆、ものすごく食いしん坊で、食べ物の話が大好きです。普段から旬の食材をいかに目利きできたか、そしてうまく入手できたかという話題で食卓が賑わいます。息子は、一度は食べられないと退けたキノコも「これは今しか食べられないレア食材なんだよね〜」と聞くと、「え、なんか美味しそうに思えてきた」とか言ってしまう子です。
食べたものが体のどんな栄養になるのか、なども興味があるようなのですが、この絵本は、食材を買ってくるさらにその前の店頭に並ぶまでのストーリーが描かれているので、色々な食べ物が有機的につながって行く様子を、息子はとっても楽しんでいるようでした。
昨今「食育」という言葉が盛んに使われて、ちょっと過剰じゃないか?なんて、私は少し子育てを窮屈に感じることもあります。なるべく無理のない自然な形で食べ物に興味を持って、息子たちが作ったり食べたりしながら、おいしい、楽しいと思いながら暮らして行けるといいなと強く願いました。
絵が素晴らしく美味しそうで、そぼろ弁当希望だった息子から、「黄色いそぼろの横に玉子焼きも入れて!」とリクエストが来ました。遠足の日は、玉子だらけスペシャル弁当になりそうです(笑)