子ども向けの図鑑とは思えないほど、とても詳しくイラストも丁寧で、恐竜大好きなお子さんには大満足の1冊です。
単に名前だけでなく、大きさや、発見された国や生きていた年代、学名の意味まで書かれてあるのは本当に親切ですね。子どもってすぐ「どういう意味?」って聞きますから、すぐに答えられるのは親としてはありがたいです。
(「ステゴサウルス」=「捨て子」じゃなくて、「屋根」という意味だったんですね!)
私も子どもの頃、家にあった恐竜の図鑑が大好きでよく見ていましたが、その頃の絵には羽毛なんてありませんでした。
鳥が獣脚類恐竜から進化したとか、すごい発見だと思います。(確かにダチョウなんかは恐竜っぽい)
そんな発見や研究を長年し続けてくれた人たちのおかげで分かってきたわけですが、「自分も恐竜のお仕事がしてみたい!」と思った子どもたちのための道すじまで書かれてあって、夢がふくらみますね。
この図鑑を入口にどんどん恐竜に詳しくなって、まさに「恐竜博士」になれる1冊です。