先日、娘が読み終えたところを借りて読んでみました。
古い家に暮らす“マジノ・マジヒコ氏”はその名のとおり、
ひたすらまじめ一方の生活をしています。
ところが、風邪をひいて薬を飲んだおかげで
夜昼をとりちがえた日があり、そのお陰で
自分そっくりのオバケとであってしまうのです。
ここまで手のお話しでも、
早く続きがよみたいな〜って思ってしまいます。
出会いからなんとなくウマが合い、二人の交流が始まり
お互いの共通の趣味を持つようになり
そのおかげで、四角四面で人づきあいの苦手なマジヒコ氏は
会社でも「明るくなった」と評判に。
友達が変われば、風貌がかわると言いますが
まさにその感じで、その先のマジヒコ氏がどう変化するのか
気になりますね。
そんな時、ついにオバケ氏は・・・
顔がそっくりの二人の交流には、何度もニヤリとさせられ
ほのぼのとして気持ちになります。
この物語の著者も、お話しを作りながら
たくさんの楽しみを感じたのではないでしょうか?
その余裕が読者の心をなごませてくれて、
更に飯野さんの挿絵と相性も抜群!
とてもいい雰囲気を作り出している本で、おもしろかった!