「ぼく、この絵本買う!」表紙を見た息子が言った一言で、手にとってみました。
読んでみると息子にそっくりでした。本能的に自分と同じようだとわかったのかもしれません。
息子のお気に入りのページは、おばあちゃんのために途中で花をつむところ、馬や犬、蜂に出会って驚くところです。
色々な動物に出会うページでは、兄妹2人で声をあわせて「わっ」と言い、きゃっきゃっと大喜びです。
最後におばあちゃんの家でケーキを食べているページでテーブルにお花が飾ってあるのを見つけた息子は
「おばあちゃんにあげたんだねー。ぼくもこの間お花をおばあちゃんにあげた!」と嬉しそうに言います。
おばあちゃんと「ぼく」がお互いに相手のことを思いやっているのが林明子さんのあたたかな絵から伝わってくるところが素敵です。