小さな男の子のぼくが、ひとりで歩いておばあちゃんちに行くというシンプルなお話。
なのに、すごくいいんです〜!
おばあちゃんとの電話のやりとりで、行き方を教わります。家の前の道をまっすぐ行って、田舎道にぶつかっても、まっすぐまっすぐ行けばいいんだって。
でもね、大人の考えるまっすぐと、子どもの考えるまっすぐはちがうんだよね。案の定、ぼくは道からそれて、障害物にぶつかりながらも、ひたすらまっすぐ歩き続けます。
え〜そんなとこ行くの〜?と心配しながら読んでる私たちをよそに、ちゃんとおばあちゃんちに着いてしまうんだからすごいです。
娘達も私も大好きな林明子さんの絵が、とてもよく合っていて、今まで、日本の風景ばかり見てたけど、外国の田舎道やおうち、おばあちゃんなんかもいいもんだな〜と思いました。
うちの子たちは、3人とも、馬の出てくるペ−ジがお気に入りです。ラストの大きなチョコレ−トケ−キも、おいしそうですね。よだれが出そう・・・(笑)。