新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる

スマホをひろったにわとりは」 じゃすさんの声

スマホをひろったにわとりは 作:ニック・ブランド
訳:いしだみき
出版社:マイクロマガジン社
税込価格:\1,518
発行日:2020年07月17日
ISBN:9784867160404
評価スコア 4.48
評価ランキング 10,605
みんなの声 総数 41
  • この絵本のレビューを書く
  • 毎日タブレットを見ている3歳の子と読みました。
    今の時代、良質なアプリやコンテンツもあるし、時間などの家庭ルールを決めて、子育てでタブレットを活用している方はたくさんいると思います。うちもその1人です。
    スマホとの付き合い方を今のうちから少しずつ教えたいなと思っていたところだったので、ぴったりな本でした。

    ポップコーンは友達思いのニワトリ。そんなポップコーンがある日スマホを拾います。
    ポップコーンはたちまち、自分にぴったりだと感じるお友達と繋がれるスマホに夢中になります。今までのお友達には目もくれず、生活もボロボロになって、まさにスマホ依存症のようになります。
    そのスマホのお友達とリアルで会うことになり…!
    最後に長い時間をかけて信頼を築いてきたリアルなお友達の大切さに気づくところで話は終わります。

    始め読んだときは、少しスマホでの繋がりを怖く書きすぎかも…とも思いましたが、子どもにはこれくらいの方がいいのかも。
    私自身、ネットを通じて素晴らしいつながりもたくさん築いてきましたが、それは先に警戒心を持っていたからこそだと思います。
    今の時代は警戒心より前にスマホで繋がってしまうかもしれない。

    これからの時代、スマホやタブレットに触れずに生活することは不可能だと思います。
    子どもには、スマホやタブレットに使われる人間ではなく、便利な道具として活用できる人間になってほしい。
    この本はネットリテラシーの導入としてとても有用だと感じました。特に幼児期からネットの楽しさだけでなく、怖さにも怖がりすぎずに触れられるところが良いと思います。

    投稿日:2020/08/19

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「スマホをひろったにわとりは」のみんなの声を見る

「スマホをひろったにわとりは」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / くだもの / ぐりとぐら / おおきなかぶ ロシアの昔話 / はらぺこあおむし / おつきさまこんばんは / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本


【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

全ページためしよみ
年齢別絵本セット