絵本を保育園で頂いた時に、たまたまクラスで一番の仲良しのお友達と一緒だった。
『なぁに?それ?』とお友達。
私が『カッパの絵本だよ。カッパって知ってる?』と2人に聞くと『知らなーい。何?何?』と息子もお友達も興味津々☆
『カッパはね、きゅうりが大好きで〜、川に住んでて〜、いたずらが大好きなんだよ。○○くんと(息子)みたいやね!』
『なんでやねん!』
『それでね、頭にお皿がのってるの。お皿の中にお水がいつでもあるの。なくなると割れて死んじゃうんだよ!』アレコレとおもしろおかしく説明をしてあげると
『なんでお皿がのってんねん!』
『なんできゅうりが好きやねん!』
『なんでいたずらするねん!』
『なんで、なんで・・・』と質問攻め!
お友達が『その絵本、見せて!読んで!』とせがむので、私がパラパラパラッッと見せて、カッパの所を『ほら、コレがカッパだよ!』と教えてあげた。
『ぅわぁ〜っ!!(☆o☆)』2人共くいるように驚嘆して見つめていた。
そこへお友達のお父さんがお迎えに登場。
『ね、お父ちゃんカッパって知ってる??』
『カッパ〜???知ってるで〜!』
『この絵本、僕も欲しい!』
無理だと言われて、泣き出しちゃったお友達。
『読んだら、すぐに貸してあげるからね』と言っても泣いたままのお友達。
後日貸してあげた所、何度も読んでいたとの事。
さて息子の方は『カッパ!カッパ!』と大喜び♪
読んでいると、なんか【めっきらもっきらどおんどん】に似てるなぁ・・・と思ったら、同じ作者だった☆
その晩、お父さんが帰ってくると息子が『カッパ知ってる???』
『知ってるよ。でも見た事はない。』とお父さん。
『カッパってね・・・』と私が説明した事を全て復唱してビックリ!!(帰り道でもカッパの話ばかりだったけど)
私の話をちゃーんと聞いてたんだ、と驚きと共に嬉しかった。
子供を虜にする不思議な世界と未知のカッパ。
子供の想像力を最大限に膨らませてくれる素晴らしい絵本だと思いました。