写真家 福田幸弘さんの写真絵本です。
北海道のとある森…としか書かれていないのだけど
日本のどこかに まだこんな森があると思うとホッとしました。
それくらい 自然の美しさと
野生動物の愛らしさ・たくましさを感じました。
新緑や紅葉、満点の星空などの美しさにもうっとりさせられたり
動物たちのくもりのない瞳にくぎづけになったり…
読みながら 癒される感じもありました。
「ラポラポラ」とは
アイヌ語で「はばたく」という意味らしいのですが
もうひとつ「森を自由にとびまわる妖精」という意味もあるのだとか。
この森を見ると 本当にそんな妖精が居て
森や動物たちを見守ってくれているような気がします。
写真から そんな目に見えない存在を感じたりもしました。