同じ主人公がでてくる「もぐらとじどうしゃ」がとても気に入った息子が、「もぐらくん、もう1冊あったよ!」と図書館で見つけてきました。
今回のもぐらくん、干してあった青いズボンを見て、自分もズボンが欲しくなってしまいました。
そして「じどうしゃ」のときと同じように、自分で作ろう!と行動開始。
まずは糸の原料となる植物を育てるところから始まる・・というのがとても面白いし、感心するところでもあります。
いろんなお友達が、見返りなんて求めずにさらっとお手伝いしてくれるところもいいですね。
親切はお互い様なんですよね。困っている人がいたら自分の出来ることで手を差し伸べて。自分が困ったら、素直に周りの人の手を借りる。
そういう周りの人との係わり合いが、この絵本にとても暖かな雰囲気を作っています。
服がどうやって作られるのかがわかるのも楽しいです。
その辺は「ペレのあたらしいふく」という絵本にちょっと似てますね。
この絵本、文章はちょっと長めですがストーリーがテンポよく展開するので楽しく読めると思いますよ。