日系アメリカ人強制収容所の子どもたちから図書館の先生へ、という副題に惹かれました。
『WRITE TO ME』が原題。
第二次世界大戦の間、強制収容所送りになった日系人を支えたし図書館司書のノンフィクションストーリーです。
彼女の言葉、「読書は、はかりしれないほどゆたかな、心の糧である」が印象的です。
クララ・エステル・ブリードさん。
ブリード先生が、収容所送りになった子どもたちとの手紙のやり取りしていた様子がうかがえます。
なんと本などを送り続けたというのがすごいです。
もちろん、子どもたちもそれに応えて、生き抜いています。
これが、子どもたちの現実だったのですね。
本が大切な役割だったことがわかります。
小学校高学年くらいから、この史実を知ってほしいです。