トゥートとパドルシリーズの新刊。
久しぶりに読んだので、シリーズの登場人物の関係で迷いましたが、今回のトゥートとパドルはあくまでも脇役。
主人公は、オパールちゃんと転校生のパブルズちゃんです。
オパールちゃんのまねっこばかりするバブルズちゃん。
しかも、パブルズちゃんばかりが先生に評価されます。
でも、オパールちゃんは気にすることなく接します。
しかも、オパールちゃんは最後には周りのみんなに優しく諭しているのです。
仲間外れのきっかけになりかねない行為ですが、それを上手に描ききっていると思います。
まねをするってことは、小学生の時に良くあることです。
それを許容するのって難しいことですが、この絵本を読んで理解できたらとても素晴らしことだと思いました。
考えさせられる一冊です。