紳士が「わたしのロベルタ」がいなくなり、必死に探し回っています。奥さん?恋人?を探しているのかわかりませんが、いろいろな所を探します。
紳士が探す背景には、佐々木マキらしく、機械仕掛けの人形がいたり、キューピーがいたり、にんじんが飛んでいたりと、とにかく変わっています。
ロベルタが一体何者であるかは、読んでのお楽しみですが、探しあてるまでは思わせぶりが多くて、絵本に翻弄されました。
オチもやはり佐々木マキならではで、家族そろって読みましたが「やっぱり佐々木マキらしいおかしな話」という感想に落ち着きました。
ストーリーよりも、絵を見て楽しむ要素が強いように思いました。