小学校に入学したばかりの娘に借りた本の1冊です。実はもっと薄い幼年童話だと思っていたら、ずしりと重い本で、まずびっくり。
しかし。お話の筋がとても面白く、ぐんぐん引きこまれてしまいました。それは娘だけでなく、読む方の私も同じ!という事です。
就寝のタイムリミットぎりぎりまで、毎日読みましたが、あまりの面白さに3,4日で読み切ってしまいました。
私自身は、こどもの自立とか、そういう観点よりも、どうやら娘と一緒に子供時代に帰った気持ちで読んでいました。主人公が立ち寄った家に「めずらしくカラーテレビがあって」という部分があるのですが、この本が出版された頃は自分もこのくらいの歳だったのです。そうそう、カラーテレビのある家は少なかった(笑)とか、楽しんで読んでしまいました。
娘とまた一つ、お話しが共有できた様で、ちょっと嬉しかったです。読み聞かせのポイントの一つは・・・親も一緒にワクワクすることだと思っているので・・・そういう意味では満点の本です。