シリーズ6作目です。
オオカミのガブと、ヤギのメイの間の、真の友情とは?
前回、互いの仲間を裏切ったことで窮地に追い込まれた2人は川に身を投げました。
どうか2人とも生きていてほしい、との願いは届き、2人とも無事で、共に、みどりの森を目指します。
しかし、容赦なく2人を襲う吹雪。
寒さに弱いヤギのメイは、もう自分はこれ以上は生きられないと悟り、ガブに自分を食べて生き延びてほしいと伝えます。
でも、ガブもまた、吹雪の中、メイの為にあるはずもない草を探し回るのですが、その途中で見つけた光の群れ。
ガブがメイを守る為に最後の力を振り絞るところが、涙なしには読めません。
2人でみどりの森にたどり着いてほしい。
次回でいよいよ完結。
娘は、ヤギは食べられる、と言っています。
果たしてどうなるのか。眠れなくなりそうなくらいに次が気になる絵本はこれが初めてです。