コロナ禍になる前の勉強会で、
見開きの部分は、「作者や編集者が読者にその本のどこを見せたいのか、という想いが出る部分である」というようなことを聞いていたのをこの本の見開きを開いて、急に思い出しました。
この本の見開きは木の木目になっているんですよ。
レミーさん(おばあさん)の住んでいる所が、どうやらフランスの片田舎の町のようなので、翻訳絵本か?と思いきや、作も絵も日本の方で思いっきり国産絵本でした。
1ページ1ページがほんとに丁寧に綺麗に描かれていて、ゆっくりじっくり読ませていただきました。
読み聞かせよりも、ひとり読みをお薦めします。大人の方へのプレゼントにもよいかと思います。
優しく素敵なハッピーエンドも心温まりました。
レミーさんとレオさんの第二の人生が幸せでありますように。