タイトルの「かける」は、食べ物に何かをかけることでした。
表紙の、おたまからこぼれ落ちそうな、どろっとしたものは、何も説明されなくてもカレーだと分かりました。
そして表紙をめくると、やっぱり!
美味しそうなカレーの絵。
次のページは、ちゅるるるるー。
ケチャップをかけると言えば……、オムライス!
そしてそして、次はお醤油だから……。
絵本に登場してくる食べ物が、誰もが知っている食べ物ばかり。
だから、自分の予想が当たる確率が高くて、ページをめくるのが楽しくてしょうがありません。
そして……、ぐううう。
読み進めるうちに、私のお腹が鳴りました。
読み終えた頃に何かを食べたくなっているのは、私だけのせいではないはず。
そう。
にくらしいくらいに美味しく描かれている絵本、「かける」のせいに違いない!!
誰もが知っている料理が次々登場する絵本ですので、年代や性別に関わらず、誰でも楽しく読めると思います。
ぜひ読んでみてください。