おおくまさんと、ちいくまくんが、森のなかを歩いて、おうちに帰るまでのお話しです。ちいくまくんが、耳をすますと、いろんな音が聞こえてきます。「さあ、おうちに、かえろう、ちいくまくん」と、おおくまさんは言いますが、ちいくまくんは、動きません。「なにか、きこえるよ」と、ちいくまくんは、いいます。おおくまさんと、ちいくまくんの、やりとりが、とっても、ほのぼのしていて好きです。ちょっとした音が、ちいくまくんにとっては、発見なんですね。おうちについてからの、あたかかい感じもいいですよ。こんな、親子でありたいなと思いました。