私も子供のときこの本の男の子と同じ思いをしたことがあります。
一時的に拾ってきた犬なのでずっと飼えるわけではないのだけど、ちょっとだけお世話してふれあった時間の中ですっかり自分の犬になってしまっているんです。
名前なんかつけちゃったらますます愛着がわいてしまいます。
本当の飼い主のもとに帰らなくてはいけないのは分かっていはいつのですが、悲しくてちょっと悔しくて涙が出ました。
この本の男の子は私より寛容だなあと思いますが、その切ない気持ちがこの本はすごくよく表現されていたと思います。
あと「ローリー」という名前の由来は笑えました。
「そのローリーかよ!」
と心の中で突っ込んでしまいました。