チビウサギは、デカウサギが忙しいので、一人で遊びに行きました。
遊び相手は、水たまりに写った”うそのぼく”や影でできた”うそのぼく”。
でもこれは、なんだかちょっと物足りない。
探検を続けて「きりがおか」に行ってみると、白いウサギと出会いました。
水たまりに写ったぼくでも影のぼくでもありません。
自分ではない本物のウサギです。
チビウサギは、チップスという名前のその子と友だちになりました。
チビウサギは、「きりがおか」で出会った白いウサギとすぐに友だちになりました。
楽しい時間を共に過ごしましたが、かくれんぼでは上手くいきませんでした。
でも再び会った時、二人はなんの抵抗もなく友だちを再開しました。
これは、一緒にいると色々あるけれど友だちでいるのは素晴らしい、ということでしょうか?
友だちとの付き合い方を柔らかな表現で教えてくれる、とても優しい絵本だと思います。