むかしむかし 太陽も月も 草も木も人間も いなかったころ
天と地は仲の良い兄弟だった こんな始まりで民話がはじまります
天と地の間に いろんなものが現れ 離ればなれになった 天と地は「はなればなれは いやだ いやだ」と上からと下から押したのです
太陽は真っ赤になり 月は青ざめ 人間は くいしばって 二本の足で立って踏ん張ったこと
動物たちは四つんばい 困った人間 長老のおじいさんの
アイデアで つっかえ棒を 東西南北に 天と地の間に置くのです
民話の極意がおおらかで いいです
おかげさまで 今日の姿があるんですね
語りでできたらいいですね