この本子供が大好きです。まあ、うちの子供はお化けやがいこつに興味があるからなんでしょうが、それ以上に私も好きです。どちらかというと、私は大人にオススメしたいかもしれません。
「がいこつさんがねています。目をあけたままねているのかというとそれはちがいます。あれは穴です。目ではありません」
もう、はじめのこのフレーズに完全にやられたという感じ。
子供もこの部分が大好きです。
「あれは穴です・・あれは穴です・・・」と、頭の中から離れません。
がいこつさんが何を忘れているのか思い出すストーリーなのですが、その答えの意外性よりも、プロセスにおけるノリツッコミのような解説がたまらなくいいんです。しかもちょっと意味深なんです。
「がいこつさんがおしっこするなんて考えただけでもにあいません」の部分で子供も爆笑します。
そして、読み終わったあとのなんともいえない読後感。そしてまた読んでしまう自分。もう本全部がツボです。
一味違った絵本を読みたい方に、ぜひオススメです。
五味太郎さんってすごい。