パパはタグボートの船長さん。
ママと
「行ってらっしゃい。」
を言って、パパは出かけていきました。
パパが出かけたので、ママに
「この絵本、読んで。」
とお願いをしましたが、赤ちゃんにミルクをあげないといけないママは、
「いま、忙しいから、あとでね。」
そう言われたぼくは、忙しくないママを探しに旅に出ることになりました。
パパのベッドの船で、旅に出たのですが、忙しくないママを見つけることができるでしょうか。
夢の世界を旅しているのかなと思ったのですが、そこで出合ったものたちに、ひとつずつ大切なことに気づかされるところが、すばらしいと思いました。
本当に、こんな旅ができたらいいなという憧れを感じながらも、親自身、反省させられる内容でもありました。改めて、子どもの心を大切にと、考えさせられました。