何かを前に怖気づいて逃げたくなる時って、たくさんありますよね。
でもそこで逃げるか、逃げないで立ち向かうかによって、その後の精神状態がだいぶ変わりますよね。
それが積み重なると、人生までもが……。
主人公のバジは最初逃げようとしていたけれど、赤いボールの副作用のことを考えて、試練から逃げないで立ち向かいました。
そのおかげで、一番逃げたかった、みんなの前で歌うという行為に立ち向かうことができました。
ラストのバジの達成感に溢れた表情が、なんともいえません。
逃げずに立ち向かうって、なんて素晴らしいのでしょう!
絵本は、とても優しく分かりやすく書かれています。
小さなお子さんも、ボクもワタシもと奮い立つことができそうな絵本です。