あまがえるせんせいのシリーズを読むのは、「まよなかのびっくりコンサート」に続いて2冊目です。
ミドリ池の水が足りなくなっていると知ったあまがえるせんせいがペットボトルを利用して、水車と水路を作り、水を引き込むことを考えます。
ペットボトルとかえる、どこかで見たことがあると思ったら、同じ作者の「あまがえるりょこうしゃ トンボいけたんけん」でした。
動物たちや虫たちが一体となって、水車や水路を作るところはワクワクしました。
ペットボトルの観察船は透明で中身が見えるのが興味を惹きました。
あまがえるせんせいの見ている「どうぶつしんぶん」には、池が危機に瀕している記事と同時に、ねずみさんの結婚記事などもついていて、つい読んでしまいました。細部に至る書き込みが楽しめます。
人間もペットボトルを廃棄するだけでなく、使い道を考えた方がいいなんてことも考えさせられました。
環境問題も織り込んで楽しめる絵本です。
虫たちも名前が付記されているので、お子さんに虫の名前を聞かれても安心です。