おじいちゃんとの貴重な時間。そして自然の大切さを感じれる、思い知らされる絵本です。主人公のけんたくんは両親が出かけている間、じいちゃんに預かってもらいます。そんな限られた時間の中で2人は山登りに行きます。そしてじいちゃんのたくましさ、優しさを感じます。なんと言ってもがけの急な山道をおじいちゃんが登って行く姿は、おじいちゃんとは思えないほどのたくましさを感じました。それに登りきった頂上の川におじいちゃんが昔、放したイワナが元気に生きているページは感動もの!!未来へのメッセージでもあるこの絵本は代々受け継がれていかないといけないとしみじみ感じさせられました。このおじいちゃんとの冒険の姿がとてもわくわくしてくるのか、息子は何回も読んでと言ってきます。こんな風に山登りも子供にとってはいい経験なのかもしれませんね。