本当に友達の存在を見直すのに素敵な本。このキツネとオオカミのシリーズの本は、みんなに是非読んで欲しいなと思います。このお話はこうです。ほんとは大切な存在なのに、イノシシはイタチに親分きどり。イタチのことを子分扱いします。それをみかけたオオカミとキツネは「いらない友達ひきとります。干し魚5本と交換します」とイノシシの前をとおりました。イノシシは「イタチ」を引き取りに出して干し魚に交換してしまいます。いらない友達を引き取る?交換する?ということにとってもびっくりしますが、イノシシはこの二人のこのとっぴな行動から、だんだんにイタチの友達としての存在の大きさに気が付き始めます。自分本位が多くて嫌な事件が多い中、こういう本をたくさん読ませてあげたいなと思える大切な1冊です。けしてほのぼのとした絵でも文章でもありませんが、心に大切なことを残してくれます。小学校の1,2年生のお子様読んでみませんか?お友達のことをこうやって考えるのもすてきなことです。