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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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すてきな三にんぐみ」 はんぶん×ずっこさんの声

すてきな三にんぐみ 作:トミー・アンゲラー
訳:今江 祥智
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1969年12月
ISBN:9784033270203
評価スコア 4.62
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みんなの声 総数 278
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  • 黒と青がとても効果的に使われています。どろぼうの怖さ倍増といった感じでしょうか。顔もまっさおで、どこか不気味。でもね、このどろぼう実はいい人なのです。よくよく読んでいると、狙っているのはお金持ちの馬車ばかりだし、ラッパじゅうやこしょう・ふきつけ、まっかなおおまさかりなどの道具は、おどしのため。人を傷つけることはありません。
    さらってきたティファニーちゃんも大事にかかえ、ふかふかのベットで寝かせてあげる。さては、お金をすてごやみなしごのために使うっていうんですもの。なんだか、怖いばかりのどろぼうじゃないってことが、絵本を読み進めていくうちにだんだんとわかってくるのです。
    三にんぐみが、お金を使い始めると、子ども達が身にまとう、あかいぼうしにあかマントの赤色が効果的に使われ始めます。
    それからは、三にんぐみの顔は残念ながら描かれていません。きっと真っ青な顔ではなく、血の気が通い、ほおも赤くなっていることでしょう。もうどろぼうの不気味な顔じゃないはず。だってお金を子ども達のために使うことで、三にんぐみには、お金を集めることよりもお金を使うことの楽しみを知ったのだから・・・。実際に子ども達が建てた、三にんぐみにそっくりの3つの塔は、とても綺麗な塔だものね。

    投稿日:2003/07/29

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