長女(小3)がついこの間まで、毎日音読してくれました。
やはり2年前、長男(小5)の音読で知ったこのお話。
絵本であることを知って、ずっと読みたいと思っていました。
幼いちいちゃんが、空襲から逃げる中、母や兄とはぐれひとりぼっちになってしまいます。
お父さんが出征する前の日、家族4人でやった「かげおくり」を、今度はたったひとりでやりながら、死んでゆくちいちゃん。
何度も聞いて、よく知ってるお話なのに、涙があふれてつまってしまいます。
4才の次女にはまだ理解できず、空色の花畑で家族に会えるシーンを、「よかったね」と思ってしまうようですが、いつかきっと、戦争の悲惨さと、平和の大切さがわかるようにと、祈りに似た気持ちを込めて読んでます。
こういう心にじーんとくるお話が、いつまでも教科書に載るといいなあ。
ねずみくんとはまた違った、繊細な絵を、絵本ではたっぷり味わえます。
小3のお子さんを持つパパ&ママ、冬休みにぜひ読んであげてはいかがですか?!