読み終わってから気がついたのですが、作者は新井洋行さんなのに、絵は獄まいこさんという方でした。
そして、普段の新井洋行さんの作品とは違って、場面の多い作品でした。
大人でもたいへんだと感じる世の中になって、これからを生きる子どもたちは、もっと生きづらいと想像します。
こういう作品に触れることで、自分の良いところを見つけたり、他者とのつながりを感じられたりするといいなぁと思いました。
人と人の流れを表現するためでしょうか、画面が漫画のようにコマ割りになっているシーンがいくつかあります。
絵がはっきりしているので、それほど見づらさは感じませんが、読み聞かせに使うときはゆっくりページをめくってあげてほしいです。