私自身が猫好きで、モグのおっとりとした風貌に惹かれて読みました。
モグは猫らしい猫で、マイペース。
いつも色々とそそうをしますが、ぜんぜん気にしてません。そんなモグに、パパもママもいつも怒ってばかり。デビーだけはモグの良き理解者です。
でも、ある時善かれと思ってしたことでデビーを泣かせてしまい…。
デビーも庇ってくれなくて、モグは落ち込んでしまいます。
最後はモグが意外な活躍をして、みんなに讃えられる猫になります。
モグはみんなに可愛がられてとても幸せな気持ちになるのでした。
猫が好きで、この絵本を読んだのですが、パパやママがモグを叱ってる様子が、子供を叱ってる自分と重なり、怒ってばかりの自分をやや客観的に見た気がします。
モグもうちの子も悪気の無いことで怒られてばかりで、淋しいだろうな…。
私も気をつけなきゃいけないかなと思いました。