ちょうちょの形の穴が開いているしかけ絵本です。黄色いちょうちょだと思って、ページをめくるとあらあら不思議。それは黄色い花だったり、黄色いひよこだったり。
男の子は、黄色いちょうちょを工事現場や町の中まで捜し歩きます。
この絵本のもうひとつの魅力は、ちょうちょ型の穴が、次のページで他の形に変身しているところです。ある時は雑誌の中のギャングのサングラスになったり、、女の人のリボンになったり、はては、あの「きんぎょがにげた」のピンクのきんぎょになったり。
五味太郎さんのしかけはただではすみませんね。
男の子が諦めた頃、本当のちょうちょが現れます。今度は捕まえられるといいね。