『野生のロボット』の続編である本書。
この本まで読んで
「野生のロボット」は見事完結します。
前作だけでも感動しながら読んだのに
その前作が
この続編の前振りでしかなかったのは
きっと計算ずくだったのでしょうね。
この物語の主人公、ロボットのロズが
学習を重ねるたびにますます人間っぽく、
心を持ち始めたかのようです。
いままでは生き物とのかかわりは動物たちばかりでしたが
続編では初めて登場する
人間の子供とのかかわりが
それを加速させたのかもしれません。
修理のために島を出て
はたして、島に戻ることができるのか・・。
ハラハラドキドキ
そして心温まるラスト・・。
ぜひぜひたくさんの人に読んでもらいたい
私にとっては今年最大のおすすめ本です。