サンショウウオに、こんなに種類がいて、こんなに研究がされていて、こんなに大好きな人がいるとは…。
読み進めるごとに、この人すごいな…と、作者への驚きがつのっていきました。
同じに見えるサンショウウオを仕分け、サンショウウオを求めて日本を旅する感じが面白い。。これが、研究者という人たちなんですね。
そして、サンショウウオの遺伝子調査がこんなに進んでいるということにも驚きです。
サンショウウオの卵の美しさとか、意外にかわいいこととか、サンショウウオへの興味関心も高まったけれど、「好き」という気持ちの持つパワーもひしひしと感じた、大変興味深い写真絵本でした。