しぶい雰囲気のイラストが、また味があります。
冬休みから明けた、一発目の読み聞かせにふさわしい内容。
「今年はなにどしだ〜?!」の問いかけから読み始めると、
盛り上がりました。
コミカルながらも、「大事な話はしっかり聞かないと、自分が損するよ」ということも、きちんと含まれていて、良いと思う。底意地の悪いねずみはある意味、現実そのものを象徴している。
神さまの話をてきとーに聞き逃す猫も、良い度胸ではある。
読み終わると、子供たちが「ね、うし、とら、う、たつ、み!」と十二支を全部言えるか復習しているのも微笑ましかったです。