昔は時計がなかったから 寺で鐘を打ち町に時を知らせていたのですね
真夜中十二時が九つ 朝六時が 六つ
江戸時代のそばを食べに行く男が そばやの主人と書け愛しているのが とんとんと 落語の調子良さで 読めます
男はそばを美味しそうに食べて 勘定を払うとき 十六文を払うのですが・・・・・うまいこと ごまかし そば屋のおじさんをまんまと一文ごまかすのです
それを見ていた男は次の日同じようにごまかしてやろうという魂胆で そばを食べるのですが・・・・・
この二人の男の顔からしたら 先のごまかした男の方がずるがしこく描かれていて
もう一人の男はちょっと 間抜けに描かれているあたり うまいですね〜うまいっ!
ここが落語話のおかしさです
ひとをごまかすのは良くないのですが 昔からこんな事が行われていたと思うと おかしくもあります
人間の善と悪が
うまくお話しにされているのは 昔話も同じですね